美容コラム

誤った洗顔はしわを作る!正しい方法で洗顔しよう

顔のしわは、老化のほかに
乾燥や紫外線によるダメージなどでもできてしまいます。

しわを作らないように、保湿ケアを欠かさず、
UVカットの化粧品や日焼け止めを使うなど
紫外線対策を行っている人は多いでしょう。

ところが、スキンケアの基本である洗顔は
適当に済ませているという人が意外とたくさんいます。

汚れが落ちたらいいと、洗顔料をぬりつけて
パパっと流すようなことをしていませんか。

毎日の洗顔を雑にすませていると、
それが原因でしわやたるみが起きることがあります。

しわが目立たないハリや弾力のある肌をキープしたいなら、
正しい洗顔方法を知り、実践することが大切です。

洗顔するときはぬるま湯でたっぷりの泡で

まずは、洗顔するときの望ましい手順を紹介します。



1.手を石けんなどで洗って清潔にする

2.顔をぬるま湯で優しく洗ってほこりや汚れを落とす

3.洗顔料や石けんを手のひらにとり、よく泡立てる

4.顔を泡で包み込むようにして優しく洗う

5.ぬるま湯でしっかりすすぐ

6.清潔な柔らかいタオルでそっと押さえ、水分をふきとる

7.すぐに化粧水や乳液、クリームでお手入れする



顔に触れる手は、最初にしっかり洗って

雑菌や汚れを落としておくことが大切です。



また、洗顔料で洗うまえにお湯のみで予洗いします。



こうすると顔の汚れや汗の大半を落とせ、洗いやすくなります。



フェイスラインや生え際は

すすぎ残しが起きやすいので、注意してよくすすぎましょう。

洗顔するときに気をつけたいポイント

洗顔の手順がわかったら、

注意すべきポイントについて説明します。



・熱いお湯は使わない

洗顔するときに熱いお湯を使うと、

肌の皮脂を必要以上に落としてしまい、良くありません。



皮脂は肌から水分が蒸発するのを防ぐために必要なもの。



必要な皮脂まで落としてしまうと、

顔の乾燥を招いてしまいます。



人肌よりも少しぬるい程度のお湯を使うようにしましょう。



・洗顔料や石けんはよく泡立てる

洗顔料や石けんはなるべくしっかりと泡立てます。



これは、泡にすることで

洗浄成分が触れる肌の面積が大きくなり、

洗浄効果が高くなるためです。



また、泡がクッションになって顔と

手の摩擦を和らげる効果も期待できます。



あまり泡を立てないと、顔をこするような洗い方になりがちです。



こすると肌にダメージを与え、

たるみやしわにつながるので避けましょう。



泡が思うように作れないときは、

市販の泡立ちネットを使うのがおすすめです。



・シャワーで泡を流さない

顔をすすぐとき、シャワーで流す人は多いでしょう。



しかし、シャワーの水圧は結構強く、顔の肌に負担がかかります。



1度や2度でどうこうなることはありません。



しかし、毎日シャワーで顔の泡を流していると、

肌に負担が蓄積し、しわやたるみを招くことがあります。



これを避けるためには、

「水道からぬるま湯を出して両手に溜め、その溜めたお湯で顔をすすぐ」を繰り返すと良いでしょう。



・タオルで顔をこすらない

洗顔後、タオルで顔をこすらないようにすることも大切です。



とにかく肌に余計な刺激を与えないようにしましょう。



・すぐに保湿する

顔が乾燥するとしわができやすくなります。



洗顔後はすぐに基礎化粧品でたっぷり保湿しましょう。



化粧水だけでは蒸発してしまうので、

乳液やクリームなどを重ねて塗ることが大切です。

クレンジングと洗顔は別物!メイクをしているなら洗顔前に必ずクレンジングを

メイクをしているときは、

洗顔する前に必ずクレンジング剤を使って落とすことが必要です。



洗顔料や石けんで洗うからと、

クレンジングを省かないようにしましょう。



なぜなら、洗顔料や石けんでは

メイクを完全に落とすことは難しいからです。



クレンジングだけして洗顔を省くのも、顔の汚れを落としきれません。



メイクや汚れが残っていると肌に負担がかかり、

しみやしわ、トラブルの原因となる恐れがあります。



クレンジングと洗顔料はそれぞれ役割が異なるので、

面倒くさがらずにダブル洗顔しまししょう。



クレンジングする際も、ぬるま湯を使い、

力を入れてこすらないようにすることが大切です。

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