美容コラム

血行を良くする方法

体の不調やお肌や髪の悩みの解決に、切っても切れないのが血行です。

血液循環が悪いと、根本の環境が整っていない状態のため、どれだけ良い化粧品を使っても効果が出にくいこともあります。

 

しみ、たるみシワや太ってしまった、疲れやすい、切れ毛が多いなど悩みに関係なく血行は良くしておきましょう!

 

今回は血行を良くする簡単な方法を紹介します。

冷え性だと妊娠しにくいのはなぜ?

冬だけでなく1年中冷え性に悩む女性は多いですよね。

身体が冷えると血行が悪くなり、卵巣や子宮の機能が低下するだけでなく、
女性ホルモンの分泌低下や月経不順を引き起こします。
月経不順になると、排卵日の特定が難しくなることはもちろん、
排卵がきちんと行われない無排卵症状になってしまうこともあります。

女性ホルモンの分泌や卵巣・子宮機能を促すためにも、
体を温めることはとても大切なことです。

とにかく体を温めましょう

冷え性を改善するには食生活を見直すことが大切です。

インスタント食品やファーストフードの取り過ぎなど
栄養バランスの偏った食事を続けていると、
体を温めるタンパク質やミネラルを不足させ、
冷え性を悪化させてしまいます。

食べ物には体を温める「陽性」、
体を冷やす「陰性」、
中間の「中庸」があります。

【陰性】の食べ物は、温かい地方・時期に採れるもの
バナナ、パイナップル、トマト、ナスなど
コーヒー、ビール、牛乳、お酢も含まれます。
【陽性】の食べ物は、寒い地方・時期に採れるもの
しじみ、イカ、肉類、かぼちゃ、にんじん、ゴボウなど根菜類
梅干し、味噌、醤油の発酵食品も陽性の食べ物に含まれます。
陰性の食べ物も加熱する、
陰陽を組み合わせて食べることで陰陽のバランスがとれます。
陰性の食べ物は体を冷やすから食べない、
温まるからといって陽性の食べ物ばかり食べることは避け、
バランスの整った食事を取るよう心掛けましょう。
陽性の豚肉、根菜類、味噌を使った「豚汁」は
栄養たっぷりでお勧めです。

お風呂はどうでしょう?シャワーだけで済ませていませんか?
忙しいとシャワーで済ませてしまう事もありますが、
冷え性を改善するにはお風呂に入り体の中からしっかり温めることが大切です。
お尻を触ってみて手の平より少し冷たいなと思ったら、
子宮も冷えてしまっています。
足湯や半身浴は卵巣や子宮がある下腹部をしっかり温めることが出来ます。
入浴は半身浴で身体や頭を洗う時にも洗面器にお湯を張り足湯を行う、
寒いなと思った時に洗面器にお湯を張り
途中足し湯をしながらの足湯も効果的です。
その時に好きなアロマオイルや花びらを入れるとリラックスし、
ストレス解消にもなります。

服装面では、ミニスカートや冬でも薄着の女性をよく見かけます。
また、きついガードルや小さめの服を着て身体を締め付けると血行が悪くなり、
体の冷えを引き起こしてしまいます。
仕事中など無理な時は仕方ありませんが、
家にいる時は1サイズ上の下着をつけたり、ゆるゆるファッションをしたりして
過度な締め付けでストレスのたまった体を解放してあげましょう。

身体を温めるポイントは
・夏場の外出時は一枚羽織る物を携帯する
・腹巻・レギンス・スパッツをはく
・3つの首 足・手首にウォーマー、首はマフラーをまく
・露出の多い服装は控える
・貼るカイロなどで、お腹(臍の下)とお尻(仙骨周辺)の両側から温める

冷え性を改善し妊娠しやすい体を作りましょう

冷え性は食事や入浴、衣類を工夫するなど、
日々の生活に気を付けることで改善出来ます。
「平熱が1度あがると健康になる」と聞いた事はありませんか?
体が温まると免疫力が高まり風邪も引きにくくなります。
冷え性を改善し、健康で妊娠しやすい体を作りましょう。

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