美容コラム

自分の毛穴タイプを知ろう!タイプ別原因とお手入れ方法を紹介

年代問わずお肌のお悩みとして
上位にあげられるのが、毛穴のお悩み。

「毛穴が開いている」「黒ずみが目立つ」
「皮脂が詰まっている」「ざらつきが気になる」など、
長期にわたりお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

実は顔には約20万個の毛穴が存在すると言われており、
ボディと比べても皮脂腺が大きく発達しているため、
トラブルが目立ちやすいのです。

毛穴トラブルには大きく分けて
3つのタイプが存在します。

タイプ別にトラブルの原因を理解し、
正しいお手入れを行う事が毛穴トラブル改善に繋がっていきます。

そこで今回は、毛穴タイプの判断方法と
タイプ別のお手入れ方法を紹介します。

3つの毛穴タイプ

そもそも毛穴とは、キメとキメの間に存在する肌の一部で、

ほかの部分と同様に新陳代謝を繰り返しています。



しかし、生活習慣・環境汚染・ストレス等さまざまな理由で

毛穴トラブルが発生し、表立ってめだってきます。



まずは、自分の毛穴の状態を知りましょう。



・開き毛穴

皮脂が過剰に分泌され、毛穴が丸く開いた状態です。



顔全体が皮脂に覆われてテカリが目立ってきます。

毛穴が開いていると、メイク崩れもしやすいです。



・詰まり毛穴

角質や余分な皮脂が汚れと混ざり合い詰まった状態です。



触るとざらつきがあるのも詰まり毛穴の特徴です。

毛穴の黒ずみは、詰まった皮脂が空気や紫外線に触れて

酸化して黒くなってしまった状態のことです。



これが炎症を起こすとニキビになってしまいます。



・たるみ毛穴

涙型のように垂れた毛穴の状態で、特に頬に多く見られます。



毛穴周りの皮膚が毛穴に落ち込んでしまい、毛穴も開いて見えます。

悪化すると伸びて広がり、帯状になってしまう場合もあります。



手で触っても皮脂がつかず、乾燥しているのが特徴です。



当てはまる毛穴タイプはわかりましたか?

次ではそれぞれの原因をお話します。

毛穴タイプ別原因

毛穴タイプが分かったら、次は原因を知ることが大切です。



原因が分かれば、次でお話する正しいケア方法が

理解しやすいので、ここでしっかり知っておきましょう。



・開き毛穴の原因

主な原因と言われているのは、

皮脂と水分量のバランスが崩れることによって

あらわれると考えられます。



皮脂分泌の多い夏の時期や、

オイリー気味の肌が気になると、

過剰に洗顔をしたり、あぶらとり紙でオフしてしまいますよね。



過剰にしてしまうと、

必要な皮脂まで奪われてしまい乾燥を招きます。



乾燥することで、皮脂を出そうと

毛穴の出口が押し広げられて開いてしまうのです。



・詰まり毛穴の原因

毛穴が詰まる原因は多くありますが、

皮脂の過剰分泌や乾燥によるターンオーバーの乱れが

代表的な原因と言われています。



ターンオーバーが乱れると、

余分な角質が肌に溜まってしまい、

その角質が皮脂や汚れと混ざって詰まりとなってしまうのです。



・たるみ毛穴の原因

加齢や紫外線ダメージによるコラーゲン・エラスチンの減少などで、

ハリと弾力の低下がおこり、毛穴を支えきれなくなってあらわれます。



弾力やハリが失われ悪化すると、

たるみ毛穴が広がり帯状に繋がって大きくなっていきます。



同時に、肌の潤い不足もなめらかさのない肌に見せてしまいます。



それぞれの症状を悪化させないためにも、

早い段階で正しいケアをしていくことが大切です。

毛穴タイプ別お手入れ方法

毛穴タイプによって原因が違う分、

お手入れ方法も変わってきます。



間違ったケアや、オーバートリートメントは、

毛穴トラブルを悪化させかねないので気をつけましょう。



・開き毛穴お手入れ方法

テカリが気になる際は、ティッシュなどでのオフがオススメです。



あぶらとり紙は必要な皮脂まで

もとってしまう場合があるので使い方に気をつけましょう。



皮脂は本来、汗と混ざり合って皮脂膜になり、

うるおいや艶を与えてくれる役割です。



油分が少なめで、

保湿力の高い化粧品でのお手入れを行って、

皮脂と水分量のバランスを保ちましょう。



脂質や糖質を摂りすぎていると、

皮脂分泌量が増えるため、

食生活にも注意が必要です。



・詰まり毛穴お手入れ方法

詰まりを取るにはレンジで

温めたホットタオルやスチーマーなどで

毛穴を開いてからの洗顔がオススメです。



特に酵素系やクレイ系の洗顔やパックをすると取り除きやすいです。



黒ずみ毛穴には、抗酸化効果の高い化粧品の使用がオススメです。



頑固な角質にはスクラブやピーリングもオススメですが、

肌表面を削りすぎないものを選びましょう。



無理やり詰まりを押し出したりすると、

跡になって残ってしまったりするので、触りすぎは注意です。



詰まりを取る部分パックなども、

無理やり剥がすと逆効果になるので、

コットンパックを行うなどして

詰まりが出てきやすい状態を作ってから行いましょう。



・たるみ毛穴お手入れ方法

たるみ毛穴は、アンチエイジングケアを重視します。



コラーゲンを増やす手伝いをするレチノールや

ビタミンC・A、肌再生を促すペプチドの入った

化粧品で内側からのハリを出すのがオススメです。



また、たるみ毛穴を目立たせてしまうのが皮膚表面の乾燥。



乾燥の原因ともなる紫外線を防ぐために、

季節問わず日焼け止めを塗って過ごすのもよいでしょう。



いかがでしたか?



毛穴トラブルといっても原因やお手入れ方法は様々です。



まずは毎日のケアを見直し、

悩みにあったお手入れをし毛穴改善していきましょう。

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