美容コラム

危険!乾燥小じわを放置すると後に大きなシワに?!

乾燥小じわとは、皮膚の薄い目元や口元にできやすく、
肌表面の「表皮」にできるシワを指します。

毎日瞬きをすることで目元にできやすく、
食事や会話をすることで口元にできやすいのです。

肌が乾燥すると角質層にある角質がはがれていき、
中にある肌の潤いが蒸発し出ていってしまうことで
肌に隙間ができてしまいます。

これが「小じわ」です。

また、年代問わず、若いうちから目立つこともあります。

小じわができると肌のキメが乱れ、
ハリやツヤも失われ老けて見える原因となります。

小じわは肌の奥深くまで
シワが到達していないので、
まだ改善できる可能性が高いです。

大きな深いシワになる前に、
適切なケアを行い1つでもシワを撃退していきましょう。

小じわができる主な原因

小じわは表皮にできるシワです。



表皮はサランラップ程度薄さでできており、

水分の保持や感染からのバリアとしての機能をしています。



表皮は肌のキメやツヤをきめる役割を果たすので、

ここが乾燥すると目に見えて変化が現れてきます。



小じわができる最大の要因はこの表皮の乾燥です。



さまざまな原因で皮膚のバリア機能が崩れると、

肌の水分は蒸発し、潤いが奪われます。



乾燥し、水分量が低下すると肌表面が硬くなり

ごわつきがでてしまい、乾燥小じわになっていきます。



では、なぜ乾燥してしまうのでしょうか?



乾燥の原因も多くありますが、

代表的な原因は紫外線ダメージからの乾燥です。



とくに夏場に多い紫外線B波は、

乾燥小じわの現れる表皮に害を与えます。



紫外線ダメージを受けると、

ターンオーバーのサイクルも乱れやすくなり、

肌の保護に必要な皮脂が奪われ乾燥を引き起こしてしまうのです。



日頃からの保湿ケアだけでなく、

UVケアも同時に行いながら、

乾燥小じわを防いでいきましょう。

乾燥小じわが進行するとどうなる?

シワの第1段階とも言える乾燥小じわ。



肌表面に見える1番浅いシワですが、

放置するとどんどん深くまで進行してしまいます。



乾燥小じわが進行すると、

真皮層にあるコラーゲン繊維や

エラスチン繊維がダメージを受けます。



ダメージを受けると内部からの

柔軟性やハリが失われてしまい、

深いシワが出てきてしまいます。



さらにこの内部のダメージは、

皮膚や脂肪を支えきれなくなり

肌全体が下がることでたるみにも繋がってきます。



また同じ表情を繰り返すことで、

表情筋が縮まってできる表情じわも注意が必要です。



表情じわでできた表皮でのくぼみが進行し、

深いシワやたるみにも繋がっていきます。



第2段階とも言える深いシワやたるみまで

進行してしまうと通常のケアでは回復が難しくなってきます。



乾燥小じわから悪化させないためにも、

進行を遅らせるケアを行うことが大切です。

乾燥小じわを改善するために今すぐできること

乾燥小じわは、肌表面にできているものなので、毎日のケアで改善していけます。



ここでは、改善していくためのポイントをいくつかご紹介します。



・マッサージ

肌表面に硬さやごわつきを感じたらマッサージを行うようにしましょう。



肌表面の硬さが取れ血流もあがると、

内側の細胞が活性化しターンオーバーを正常に導きます。



スキンケアのついでにマッサージを行ってみてください。



・加湿

上記でお伝えしたように、小じわは肌表面にできているので、

乾燥しない環境を作ってあげることが大切です。



お肌に最適な湿度は60%~70%と言われています。



・潤いをキープするスキンケア

肌に入れた水分を蒸発させないようにすることも大切です。



スクワラン、ホホバオイル、ワセリンというような

蓋をしてくれる成分の入ったスキンケアで仕上げを行いましょう。



肌の水分量は年齢と共に減少していきます。

また 、40代以降になると皮脂量も減少していく為、

乾燥を引き起こし、小じわ、シワへと進行していきます。



手遅れになる前に継続してケアを行い、

老けて見える原因とも言えるシワとうまく付き合っていきましょう。

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