美容コラム

スキンケアの時の正しい手の使い方

皆さんはスキンケアをする時、
手の使い方や力加減はどうしてますか?

雑誌やSNSで見よう見まねで行っていると、
自分のやり方が正しいのかどうか分からない。

このスキンケアがオススメ!などの情報は
友人などからも聞くことがありますが、
やり方までは中々聞く機会はありません。

人から教えてもらう機会がないスキンケア時の手の使い方こそ、
自己流が正しいのかどうか見直していきましょう。

肌に摩擦は良くない

よく、肌にとって摩擦はダメと聞きますよね。



実際にその通りで、肌に摩擦を与えると

バリア機能が低下したり乾燥やシワの原因にもなります。



年齢とともに肌は弱くなりやすいです。

摩擦によって角質がどんどんと剥がれていくと、

さらに肌が弱くなってしまう可能性があります。



角質が厚いとターンオーバーが遅れていて、

くすみやごわつきが気になるイメージですよね。



実は薄くても乾燥や赤み、

粉が吹いたりといった肌トラブルに繋がります。



ちょうどいい厚さを保つことが、

健康な肌状態ということです。



クレンジングはなるべく擦らず、

ゆっくりと行うのがベストです。



洗顔も優しい泡でふんわりと乗せ、

馴染ませる程度で汚れは十分に落ちます。

肌に圧をかけるのも良くない!

化粧水などの浸透率を上げるために、ぎゅっぎゅっと押し込んだり、

パッティングをすることも肌にとって刺激や摩擦になります。



なんとなく続けているこの動作が、

肌をたるませたりバリア機能を低下させる原因になっているんです!



どれくらいの強さで肌を触ればいいのかと言うと、

ティッシュをソッと置いたくらいの本当に優しい圧で大丈夫です。



圧をかけることによって、肌が押されて少し皮膚が下に落ちますよね。



これがたるみの原因になっていることがあります!



実は肌に圧をかけたからといって、

化粧水の浸透率は変わりません。



優しくゆっくりと時間をかけて

スキンケアを行うことが肌にとっては良いことなんです。



慣れるまでは難しいかもしれませんが、

ふんわりと物足りないくらいの力加減で肌に触れてみてください。



化粧水などの浸透率を上げるためや、

なんとなく肌に良い気がして行ってきたかと思いますが、

正しい手の使い方をすることで肌への負担を減らし、綺麗な肌を保つことができます。



洗顔後のタオルも擦らず乗せるだけで十分です。

この時擦ったり、強く押さえつけてしまう方が多いので注意です!



もし今までの癖で中々改善できない方は、

タオルではなくティッシュで顔の水気を取るのがオススメです。



ティッシュなら乗せるだけで水気が取れますし、

擦りようもないので簡単です。

肌トラブルの原因は自分の手にあった?!

自分の手の使い方で、バリア機能の低下、

たるみに繋がるということをお伝えしました。



まさか肌のトラブルの原因が、

年齢や紫外線だけでなく自分自身だったとは悲しくなりますよね。



私もスキンケア時の正しい手の使い方を知ったときは

衝撃と同時に切なくもなりました。



さらに、肌を手で押さえると目元や頬にシワが出来ていませんか?



今はまだ、シワがない部分でも

スキンケアの時やメイクをする時に手でシワを作っていると

将来的にその部分がシワになりやすいとも言われています。



優しく触ることで摩擦が減り、

バリア機能の維持や乾燥・たるみ・シワの軽減に繋がります!



いかがでしたか?



意外とスキンケアの手の使い方について

知る機会はないので、周りとの差をつけられるチャンスでもあります!



他人の肌に触れるくらいの気持ちで、自分の肌を触ってください。



徐々ではありますが、乾燥やたるみ、

シワが気にならなくなってきます。



肌をいたわり、若い頃の肌を取り戻しましょう。

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