皆さんは「首のケア」を気にしたことはありますか?
顔のケアは念入りにしていても、
首のケアは「あまりしていない」という人は少なくないのではないでしょうか。
首は案外年齢が出やすい部分で、
首のシワがひとつあるだけで見た目年齢を引き上げる要因になります。
自分からは鏡を使わないと見えない部分ですが、
首は意外と他人からはよく見える場所。
人に見られやすい場所だからこそ、
しっかりケアをしたいですね。
今回の記事では、首のシワの原因や対策方法を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
首にシワが寄るのには、
どんな原因があると思いますか?
顔にシワができるのも嫌ですが、
首がシワシワになるのも避けたいですよね。
そこで、首のシワ対策をする前に、
まずは原因を知っていきましょう。
効果的な対策をするには、
原因を知り正しい対策方法を導き出すことが大切ですからね。
①加齢
首のシワの最も大きな原因としては、加齢が挙げられます。
女性は30代を過ぎると女性ホルモンの分泌が減っていきますが、
実は女性ホルモンは美肌を保つのに必要なんです。
女性ホルモンはエラスチン・コラーゲン・ヒアルロン酸など、
肌のうるおいや弾力を保つ成分を作るのに必要と言われています。
しかし、年齢を重ねて女性ホルモンが少なくなれば、
それらの成分を作る量が減りますから、
肌のうるおいや弾力が損なわれていくのです。
すると、肌は重力に負けてしまい、たるんでしまいます。
この「たるみ」が首のシワを深く刻む原因となるのです。
②乾燥
顔よりも首の皮膚は薄く、
うるおいが逃げやすく乾燥しがちです。
うるおいが逃げていくと肌はしぼみ、
シワができやすくなってしまいます。
イメージとしては、パンパンに膨らませた
風船の空気を抜くとシワシワにしぼむ感じです。
顔と同じように、
首も乾燥によってシワができてしまうので、
お風呂上がりや汗をかいたあと、
空気が乾燥する季節や紫外線に注意しましょう。
③長時間下を向く
首にシワが寄るのは、
下を向いている時ですよね。
長時間スマホやパソコン、
本を見るのにうつむいていると、
首にシワが寄った状態で形状記憶されてしまう場合があります。
うるおいや弾力が十分にあるなら寄ったシワもすぐに戻るのですが、
加齢や乾燥などでうるおい・弾力が少ないと、シワが寄った状態から
元の状態になかなか戻れず、シワが残ってしまうのです。
首のシワができる原因が分かれば、
それに合わせて適切な対策をしていくだけです。
こちらでは首のシワ予防や改善にオススメの方法を紹介しているので、
ぜひ毎日のケアに取り入れてみてくださいね。
①保湿をする
お風呂上がりに顔は保湿をするのに、
首は何もしていないという人は
案外多いのではないでしょうか。
首も保湿をきちんとしないと乾燥してしまいます。
乾燥はシワを作る大きな原因になりますから、
お風呂上がりには必ず保湿をし、うるおいを守りましょう。
首はボディクリーム?顔用の化粧水?と、迷いますが、
使用するのはどちらでも構いません。
顔に使って余った化粧水・乳液を首の方まで伸ばしてもいいですし、
体と一緒にボディクリームで首を保湿してもOKです。
ちなみに、首の保湿ケア用のクリームも販売されているので、
余裕があればこちらを探してみるのも良いですよ。
②首のマッサージ
首の保湿をする時には、マッサージも一緒に行うと
保湿もマッサージもできて一石二鳥です。
マッサージは、首すじに沿って小さな円を描くように鎖骨を通り、
肩の方まで指をおろしていきます。
このマッサージは、保湿・首のシワを伸ばす、
リンパの流れを促進するなどの効果に期待ができるでしょう。
マッサージをする時には、乾いた指では行わず、
必ず乳液やクリームをつけた状態でやってくださいね。
乾いた指では摩擦が強く、
皮膚に負担をかけて余計にシワが増えてしまうおそれがあります。
③うつむく時間を減らす
スマートフォンやパソコンを見る時、
うつむいている時間が長ければ長いほど、
首にシワが癖付けされやすくなります。
顔が下がらないようにするには、
机の高さを変えて目線を高くしたり、
スマートフォンを触る時もなるべく顔が下がらない位置で操作するように心がけましょう。
首のシワは、加齢という抗えない自然現象が原因になっている場合もありますが、
乾燥対策やうつむく時間を減らすことで、
少しでも長く若々しい首を維持することができます。
今回ご紹介した対策方法は、
首のシワの主な原因に対して効果を期待できるもの。
すぐにでもできることばかりなので、
ぜひ今日のスキンケアからは首のシワ対策も取り入れてみてくださいね。