お肌の乾燥対策には化粧品にこだわり、
保湿ケアをしている人が多いのではないでしょうか。
もちろん、肌の外側から保湿するのも乾燥改善に効果を期待できますが、
乾燥に効く食べ物を積極的に食べて体の内側からも乾燥対策することで、
効果的に理想の肌に近づきます。
今回の記事では体の中から乾燥対策できるおすすめの食べ物をご紹介。
徹底的に乾燥予防・改善をしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
スキンケアといえば化粧水やクリームを使った保湿ですが、
なぜ乾燥肌の予防・改善に食事が効果的なのでしょうか?
それは、肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」が関わっています。
ぷるぷるの肌を保つにはターンオーバーの働きを正常に保つことが重要なのですが、
ターンオーバーが乱れるような食生活をしていると、肌のバリア機能が低下してしまいます。
すると、肌の水分が損なわれたり、
様々な刺激に弱くなってしまい、
乾燥肌やその他トラブルを起こしやすくなります。
食事が乾燥肌の予防・改善に良いと言われるのは、
きちんと肌に良い栄養を摂り、ターンオーバーを正常に働かせて
肌の健康を保つ効果に期待ができるからなのです。
乾燥した肌を体の中からケアするには、
どのような食べ物が効くのでしょうか。
こちらでは、特におすすめしたい食べ物をご紹介。
なるべく積極的に食べられるよう、
リーズナブルで手に入りやすい食べ物をピックアップしてみました。
①アーモンド
アーモンドにはビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEは血行促進効果があり、
代謝アップに効果があると言われています。
代謝を上げることで
ターンオーバーが活発に働くようになり、
乾燥の予防や改善に効くというわけです。
また、女性の中にはダイエットで
食事から油分をカットしてしまっている人も多いのではないでしょうか。
しかし、油分をカットすると
皮脂の量が減ってしまうため、
肌が乾燥しやすくなってしまいます。
アーモンドに含まれるのは美容に良い油。
適度に摂取することで
水分の蒸発を防ぐ皮脂の分泌を促し、
乾燥から肌を守るでしょう。
ただ、アーモンドは食塩を使って味付けしているものは
塩分を過剰摂取してしまうおそれがあるので、
無塩タイプのものがおすすめ。
小腹が空いた時のおやつとして、
ぜひ食べてみてください。
②豆腐
豆腐の原料である大豆には、
大豆イソフラボン・タンパク質・ビタミンB群などの
肌を作り美肌を保つ成分が豊富に含まれています。
特に、大豆イソフラボンは重要です。
大豆イソフラボンは女性ホルモンと同様の働きをすることで知られています。
女性ホルモンはコラーゲンの生成に関わるホルモン。
大豆イソフラボンを摂取することで、
コラーゲンの生成を促す効果に期待できるというわけです。
豆腐の食べ方は色々ですが、
体を冷やす心配がない湯豆腐など、
温かくして食べる方法がおすすめです。
③ニンジン(緑黄色野菜)
緑黄色野菜の中のひとつであるニンジンには、
βカロテンが豊富に含まれています。
βカロテンは体内に入るとビタミンAに変換され、皮膚の健康を保つのです。
健康な肌はバリア機能が正常に働くため、
肌内部の水分が保たれ、肌の乾燥に悩まされることはほとんどありません。
ただ、ビタミンAは過剰摂取すると
健康に良くないとされていますが、
βカロテンは安心できます。
βカロテンは体内で必要な分だけが
ビタミンAになるので、
過剰摂取する心配がないのです。
ですから、ニンジンは
ビタミンAの過剰摂取を心配することなく、
どんどん食べて大丈夫です。
また、ニンジンの他にもβカロテン豊富な緑黄色野菜は
ピーマンやカボチャ、ほうれん草などに多く含まれています。
④レバー
レバーにはビタミンB2が豊富に含まれています。
ビタミンB2は皮膚の健康を保つ働きがある成分なので、
積極的な摂取が美しい肌を作る秘訣です。
乾燥知らずの肌を保つには、
肌を健康的な状態に保つことが重要。
それを支えてくれるのが、ビタミンB2というわけなのです。
ただ、レバーにはビタミンAも豊富に含まれています。
ビタミンAは過剰摂取すると内臓に負担をかけ、
健康を害する可能性があるので要注意。
いくら肌に良いビタミンB2が
豊富に含まれているからといって、
大量に食べるのはやめましょう。
週に1回~2回の範囲で、
ほどほどに食べるようにしてくださいね。
乾燥の予防や改善におすすめの食べ物をご紹介しましたが、
どれも手軽に食べられるものではないでしょうか?
コンビニやスーパーで安く手に入るものですし、
無理なく乾燥対策ができるでしょう。
食べ物で乾燥対策をするには、毎日無理なく続けていくこと。
そのためには値段・購入のしやすさが重要です。
今回ご紹介したものは、
毎日続けても負担になりにくいものですから、
ぜひみなさん食べてみてはいかがでしょうか。
毎日の化粧水などでの「外側からのケア」と同時に、
乾燥に効く食べ物で「内側からのケア」にもトライしてみましょう!