「シミが気になるからそろそろケアをしようかな」
と思ったら多くの方がまずはスキンケア化粧品を見直しますよね。
もちろん、シミに効果のあるスキンケアをすることもとても大事ですが、
本気でシミ対策したいなら体の内側からのケアしてあげましょう。
食事からシミ対策をして体の内側からケアすることで、
より紫外線を吸収しにくい、肌のシミやくすみが
できにくい肌をつくることができます。
5年後、10年後、20年後と将来までずっと
「美肌」を保つためには食事からのケアを避けて通れません。
ぜひ今からシミに効果的な栄養素や食べ物を知っていただき、
これからのケアに役立てていただきたいです。
・ビタミンC
ビタミンCが肌にいい効果をもたらすことは
多くの方が知っていることだと思いますが、
シミにも効果的な栄養素の一つです。
ビタミンCはシミの原因になるメラニンの生成を抑制する効果があります。
また、抗酸化作用もあり、
すでに沈着してしまったメラニンにも色を薄める作用もあります。
一度できてしまったシミは
なかなか消すことが難しいですが、
体の内と外のWケアでシミを薄めることは可能なんです。
・ビタミンE
ビタミンEは、強い抗酸化作用を持っています。
細胞の酸化を防ぐことで肌の老化防止につながります。
ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、
メラニンの排出を助けたり、新陳代謝を高める効果もあります。
油とともに摂取すると吸収が良くなり、
ビタミンCやコエンザイムQ10を含むものと
一緒に摂取すると相乗効果が得られます。
・エラグ酸
エラグ酸はメラニンの生成を抑制する効果があり、
未然にシミになるのを防ぐことが期待できます。
エラグさんもビタミンE同様、強い抗酸化作用があります。
・オメガ3脂肪酸
近年話題の成分なので、
聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
オメガ3脂肪酸は、魚油や植物油に含まれる成分で、
抗アレルギー作用や血流をよくいする作用がある成分です。
血流をよくすることで、
ターンオーバーをスムーズにする効果が期待できます。
・レモン
・赤ピーマン
・ブロッコリー
・ほうれん草
・キウイ
・オレンジ など
ビタミンCは水溶性のため、
摂取後2~3時間で体外に排出されてしまいます。
そのため、一度に多くを摂取するのではなく、
こまめに摂取することをおすすめします。
また、水溶性のビタミンCは水に流れやすい性質を持っているため、
ゆでるより生で食べるほうが、より多くのビタミンを摂取することが期待できます、
・カフェイン
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェイン。
よく飲むという方も多いですよね。
しかし、カフェインをとりすぎてしまうと
血管が収縮し、血流が悪くなってしまいます。
血流が悪くなると肌が栄養不足になってしまい、
ターンオーバーのサイクルも乱れ、
メラニンが剥がれ落ちず定着してしまいシミになってしまいます。
・糖分
もちろん糖分は体に必要な栄養ですが、取りすぎはNGです。
体に余分な糖分は、
体の中のたんぱく質とくっついて糖化してしまいます。
糖化してしまうとたんぱく質が劣化し、
肌の弾力がなくなり、くすんできてしまいます。
・柑橘類(朝のみ)
「あれ?さっきシミ対策に効果的な食事で柑橘類出てきたよね?」
と思いますよね。
そう、シミに効果的な栄養素をもつ柑橘類ですが、
食べるタイミングによってシミをできやすくしてしまうので、注意が必要です。
柑橘類に含まれる「ソラレン」や「フロクマリン」が
紫外線の吸収しやすくなる作用があります。
紫外線はメラニンの生成を促す効果があるため、
シミができやすくなってしまうのです。
そのため、柑橘類の摂取は
紫外線が弱くなる夕方以降の摂取をおすすめします。
朝に柑橘系を摂取した場合は
しっかりと紫外線対策を心掛けましょう。
外からのケアも大切ですが、体の内側からのケアで、
より一層ずっと続く綺麗な肌に導いてくれます。
ただ、肌に良い食事を意識しすぎて
ストレスになってしまっては意味がありません。
無理のない程度に、
自分の生活スタイルに合うシミ対策ができるといいですね。