寒い季節になってくると気になるのがお肌の乾燥です。
現代では秋冬ではなくても年間通して乾燥気味という人も多いです。
お肌が乾燥しているとメイクが崩れやすくなったり、
メイクのノリが悪くなったりしてしまいますよね。
そこで今回は、乾燥が気になるときのベースメイクの方法について
お伝えしていきます。
一言で「乾燥肌」といっても、乾燥の度合いや原因が違います。
最初に乾燥肌のタイプをお伝えして行きます。
【乾燥肌のサイズ①】 水分不足
一般的に乾燥肌と言うとまず最初の症状が水分不足です。
お肌に必要な水分が不足してつっばったりカサカサしたりする状態です。
比較的乾燥肌の中では軽度の乾燥ですが、
エスカレートすると敏感肌になる可能性もあるので
油断は禁物です。
【乾燥肌のタイプ②】 皮脂分泌が不安定なタイプ
水分不足に加えて皮脂が不足することも乾燥が進む原因です。
ただ乾燥が原因で皮脂分泌が活発になってしまい、
お肌が不安定になってしまう場合もあります。
お肌に必要な皮脂は不足しても乾燥に繋がりますし、
過剰に分泌しすぎても乾燥ニキビができる原因になってしまいます。
【乾燥肌のタイプ③】 敏感肌
水分と皮脂が混ざってお肌を守る膜を形成しています。
乾燥肌は水分も不足している上に皮脂分泌が不安定だと
お肌を守る働きが低下して敏感肌になる可能性があります。
赤みやヒリヒリ、かゆみなどが出てくるので
かなり刺激に弱いお肌と言えます。
次に乾燥肌が気になる時のベースメイクのポイントをお伝えして行きます。
▼乾燥肌のベースメイクポイント①
【メイクの前のスキンケアでしっかりと水分補給 】
乾燥肌の人はベースメイクはもちろん大事ですが、その前にどれだけ水分や潤いを
与えられるかが大切です。
メイクをする前に時間にゆとりがある時はパックをするなどして水分量を上げておくように
意識しましょう。
▼乾燥肌のベースメイクポイント②
【下地をしっかり塗る】
乾燥肌の人もそうでない人も、ベースメイクはファンデーションまでの段階が
とても重要になります。
下地を保湿効果の高いものにしてファンデーションを塗る前にしっかり保湿する
ことを意識しましょう。
▼乾燥肌のベースメイクポイント③
【ファンデーションはリキッドやクッションファンデーションがおすすめ】
乾燥肌のベースメイクでおすすめなのが、リキッドファンデーションや
クッションファンデーションです。
パウダーのファンデーションは粉ぽくなってしまいがちなので、
できるだけクリームタイプを選ぶことをおすすめします。
最後に乾燥肌のベースメイクのよくあるお悩みについてお伝えします。
【乾燥肌のお悩み① 目元や口元が部分的に乾燥する】
乾燥肌と言ってもお肌全体が乾燥する人や、部分的に乾燥が気になる人もいます。
顔の中で一番乾燥しやすいポイントが目元と口元です。
皮脂が出る量が少ないので乾燥しやすいのですが、メイクも崩れやすい部分です。
目元や口元は専用の保湿クリームを部分使いするなど、
他の部分よりも保湿をしっかりしておくことが大切です。
【乾燥肌のお悩み②かゆみや赤みが出やすい時は?】
お肌の乾燥が進むとバリア機能が低下するので
かゆみ赤みが出てくることが多いです。
特に頬骨の上が赤みやヒリヒリが出てきやすい部分なので
その場合は冷たいタオルやコットンで冷やしたり、
鎮静効果の高い化粧水でパックをすることがおすすめです。
【乾燥肌のお悩み③化粧崩れが激しい時は?】
お肌の表面に水分が不足していると化粧崩れが早くなってしまいます。
下地やファンデーションを塗り重ねて行けば行くほど崩れやすくなるので、
乾燥がひどくメイクのノリが悪いときは下地とパウダーだけにしたり
摩擦が生じる部分は厚く塗りすぎないことなどを意識するようにしましょう。
【まとめ】
今回は乾燥肌のベースメイクについてお伝えしてきましたが、
いかがでしたでしょうか?
今や10人に8.9人が乾燥肌と言われているほど乾燥肌人口が増加しています。
今は気にならなくてもいつ誰が乾燥肌に悩むか分からない時代です。
スキンケアはもちろん、ベースメイクも保湿を意識して
常に水分補給や潤いを意識するようにしましょう。