お肌のターンオーバー正常にできてますか?
理想と言われている
ターンオーバーの日数は28日です。
しかし、目に見えない為自分の肌が
いつターンオーバーしているのかわかりませんよね。
実際に、自分の年齢×1.5が
ターンオーバーにかかっている日数と言われています。
ターンオーバーは早くても遅くても肌に悪影響を及ぼします。
しみ、しわ、たるみ、毛穴の詰まり、にきび、
など肌のほとんどのお悩みはターンオーバーの乱れが関係しています。
スマホの普及に伴い、ブルーライトを日常的に浴びていたり、
下を向いて操作することで呼吸が浅くなったりということも
ターンオーバーの乱れを引き起こす原因と考えられています。
様々な原因が重なり、約2ヶ月~3ヶ月になっている方が多いと
言われているターンオーバーのサイクルを正常に近づけるために、
仕組みを知って毎日コツコツケアしていきましょう。
表皮の一番奥にある基底層という部分で
新しい皮膚細胞がつくられ、それが順に角層へと
約2週間かけて押し上げられてきます。
そこからまた約2週間、
角層に留まり皮膚を保護する働きが
終わると垢として剥がれ落ちて新しい細胞と
入れ替わることをターンオーバーと言います。
ターンオーバーは早すぎると
バリア機能が低下してしまい、
遅すぎると角質が溜まってしまいます。
出てきた垢や古い角質が溜まりすぎてしまうと、
毛穴が詰まったり、肌表面にごわつきが出たりします。
垢や古い角質は通常の洗顔では落としきれないので、
定期的にピーリングを行い肌表面の角質を取ることをおすすめします。
そうすることで、後に行うスキンケアが表皮の奥まで浸透しやすくなります。
肌がくすんだ気がする、シミが増えた、濃くなった
などの変化を感じたらターンオーバーの機能が低下している可能性が高いです。
毎日向き合う自分の肌なので、いち早く変化に気づくことが大切です。
ほとんどのお悩みはターンオーバーの乱れが関係してきます。
ターンオーバーが乱れると
メラニンを排出する力が弱まり、
シミが現れてしまいます。
また角質が正常に剥がれ落ちなければ、
肌表面が厚くなりキメが荒くなりくすみも現れてきます。
この厚みがある状態では、
スキンケアをしてもなかなか浸透しづらくなり、
乾燥小じわが現れ、後にシワ、たるみになっていきます。
それだけでなく、毛穴や皮脂腺も詰まりやすくなり、
ニキビができやすくなったり、毛穴が開いて目立ちやすくなります。
ターンオーバーの周期が長くなればなるほど、
ニキビのような炎症が起きた時に余分な
色素が長い時間皮膚の上に留まってしまい、
ニキビ跡ができやすくクレーターとして残ってしまうのです。
手遅れになる前に、お悩みに合わせたケアを行っていきましょう。
お肌にとってターンオーバーの正常化が
重要だと言うことはお分かり頂けたかと思います。
ここからは、必要となってくるケアをご紹介します。
無理なダイエットによる栄養不足 ・ストレス ・
食生活の乱れ ・タバコ・運動不足でも乱れが起き、
紫外線・乾燥などの外的要因も、細胞がバリア機能を高めようと
ターンオーバーのサイクルを無理に早めてしまうことがあります。
まずは内側からお肌に栄養を与えるために血流をあげる必要があります。
偏った食事により栄養不足になると、
1番外側にある皮膚まで栄養が届きません。
また、運動不足でも栄養を運ぶ力が低下してしまうので、届きにくくなります。
血流をあげるために手軽でおすすめなのが、腹式呼吸です。
酸素がしっかり取り込めると、
体内の老廃物が流れやすくなるだけでなく、
肌表面近くに存在する毛細血管まで血流を届けてくれます。
外的要因には外からのスキンケアである程度は補えますが、
真皮まで浸透しやすい成分が入っているスキンケアを選びましょう。
肌の改善には時間がかかります。
ケアを継続的に行うことで、
よりいい肌に近づけるよう頑張りましょう。