肌悩みの中でも、第一印象を老けて見えさせるシワ。
肌表面にできるシワから、
真皮層奥まで到達しているシワなど種類は様々ですね。
シワができるメカニズムも種類によって様々です。
例えば、乾燥による小じわ。
この小じわは肌表面の表皮が乾燥し、
角層が乱れることでできます。
表皮の部分であれば早めのケアで対処できる場合があります。
一番厄介なのは、真皮層にまで到達した深いシワです。
コラーゲンやエラスチンといった繊維でできている真皮ですが、
それぞれの繊維がダメージを受け弾力を失うことによりシワができてしまいます。
このようにシワの種類によって原因が違ってくるため、
ケアするアイテムを変える必要があります。
それぞれのシワに効果的なスキンケア用品を使って、
一つでもシワを撃退していけるよう頑張りましょう。
シワにも種類がありますが、
小じわと深いシワと大きく2つに分けられます。
それぞれのシワのメカニズムについてお話します。
・小じわ
こちらは表皮にできるシワで、
細かくちりめん状に浅くできるシワです。
角層の潤いや油分が不足し、
肌表面のしなやかさが失われてできるシワです。
この浅いシワが進行すると
深いシワになってしまう為、早めのお手入れが必要です。
・深いシワ
真皮に存在するコラーゲンやエラスチンといった
繊維の変性や減少が主な原因です。
加齢や紫外線などの影響でダメージを受け、
肌内部から弾力が失われことでできるシワです。
真皮層まで浸透できる化粧品を使うケアや必要です。
こういったシワが深くなることで
たるみにも繋がってしまうこともあるので、
早めのケアをして進行を防ぐようにしましょう!
シワを改善するためには
コラーゲンやエラスチン繊維の修復が肝になります。
その修復に効果的と言われているのがナイアシンアミドです。
2018年にシワ改善効果のある有効成分として
新たに厚生労働省に承認されて以降、
現在も多くの化粧品に含まれています。
別名ではニコチン酸アミドやビタミンB3とも呼ばれています。
こちらはビタミンBの一種で、バリア機能のサポートや、
血行を促進しターンオーバーの促進、セラミドの合成を促し、
肌荒れを防ぐといったような効果が認められています。
表皮だけでなく真皮層にも働きかける成分であり、
医薬部外品で有効成分として配合される場合は、
シワ改善効果だけでなく、美白効果も認められています。
ニキビなどの炎症も軽減し、肌に弾力を与えて
シワの改善をしてくれるだけでなく、
美白効果まで期待できるナイアシンアミド。
ぜひ日々のスキンケアに取り入れてみてください。
上記でお話したナイアシンアミドと
一緒に含まれている成分を見る事で、
さらに効果的にお悩みを改善していけます。
ナイアシンアミドは水溶性の成分なので、
使った後に組み合わせる成分は
脂溶性のものを選ぶのもいいでしょう。
ここではお悩み別に組み合わせると
効果的と言われている成分をご紹介します。
・シミをケアしたい方
ビタミンC誘導体、アルブチン、プラセンタなど
抗酸化成分であるビタミンC誘導体が一緒に配合されていると〇。
アルブチンのような美白成分も
一緒に入っていることでより効果を実感できます。
・シワ・たるみをケアしたい方
ビタミンC誘導体、レチノール、ペプチドなど
レチノールもシワ改善として認可されている成分です。
表皮のヒアルロン酸と真皮のコラーゲンを
増やす働きがあり、肌にハリや弾力をもたらします。
しかし紫外線を受けると肌に刺激を与えてしまうので、
レチノールが配合されているものは夜だけの使用がオススメです。
今回ご紹介したナイアシンアミド。
販売されている化粧品で有効成分として
表記されているものがきちんとした分量で
配合されているものになるので、購入される時に注視してみてください。