美容コラム

にきびに悩む貴女に

にきびは若さのシンボルですが、
顔の他に背中にもニキビがたくさん出来てしまう、
外からは見えないとしても痕が残らないよう
早く治したいとお悩みの方は多いです。

どうしたらいいのか分からず、
ストレスやイライラが重なってしまうという方、
ラジオ相談を参考に探ってみることにしましょう。

「電話相談から」
この方の場合は、ニキビの中でもかなり重症であることが、
電話口からヒシヒシと伝わってきました。

ご本人の焦りも重なり、過度な洗顔による摩擦によって、
更にニキビを悪化させてしまっていることが分かりました。

「ここで大切なことは、
毛穴の奥の余分な皮脂や汚れをスッキリと洗い流すことです。
それには、ニキビを防ぐ洗顔用の石けんでしっかりと泡立てて洗顔し、
決して無理にこすらないよう優しく洗顔することが大切です」
というアドバイスが流れていました。

女性にとって肌は、心の鏡と言われているように、
後々の肌の状態を決めるニキビの解消ケアが大切なってくるようですね

背中ニキビの原因に

ご自身ではなかなか見えずらい位置にできる背中ニキビは、

どうしても気づきにくい傾向があるようです。

従って、ケアが遅れてしまう危険性があったり、

人によっては見えないのだからと放置してしまったり、

誤った自己流ケアで悪化させてしまう

可能性さえあると言われています。



そこで、そうなる前にまず知って頂きたいことに、

背中ニキビは、顔のニキビとは原因が異なるということです。



背中や胸元などにできたニキビを、

顔と同じニキビ用化粧品でケアしても

問題はないと考えている方もいるかもしれません。



実は、そのお手入れを見直す必要があるようです。



というのも、顔とボディのニキビは、原因菌が異なり、

医学的には全く別物であると考えて下さい。



顔のニキビは、「アクネ菌」の増殖によるものですが、

背中や胸元のニキビは、「マラセチア菌」という

カビの一種が原因であることが多いと考えるべきです。



このマラセチア菌は、常在菌のひとつで、

湿気を好み皮脂をエサにして増殖します。



マラセチア菌が毛穴のなかで繁殖して、

炎症を起こした状態がボディのニキビです。



正式名は、マラセチア毛包炎といって、

顔のニキビとは症状も異なります。



顔のニキビの場合、大きさには大小があり、

炎症の進み具合により黒ニキビや赤ニキビなどの違いがあります。



マラセチア菌が原因のニキビは、

毛穴のある場所に均一に小さく赤いプツプツが出るのが特徴です



身体にできるニキビの場合、

重症化するまで放置している人も意外と多いと言われています。

その理由には、ボディのニキビには痛みがない、

悪化するまで痛みを伴わないことが原因です。



それは、炎症を起こした毛穴に他の菌類が入ってしまった結果から

化膿した状態で、二次感染的なものです。



重症化してしまうと色素沈着や痕が

残ってしまうため、早い対応が必要です。

背中のニキビケアで

背中のニキビは痛みが感じづらい、

気づきにくく、放置しがちということから、

少しでも異変を感じたならば

背中を鏡でチェックして早期発見することが大切です。



ボディシャンプーのすすぎ残しが、

背中ニキビの原因となることもありますので、

身体や髪の毛を洗った後に、必ず湯船に浸かりましょう。

入浴は身体に残った角質を柔軟にし、

毛穴つまりを防ぐ効果もあります。



マラセチア菌は皮脂を好みます。

その皮脂の過剰分泌を招く一因が男性ホルモンですので、

ストレスが続く生活や、日ごろから糖質を摂り過ぎると、

それが刺激になって肌を守る防衛本能がある男性ホルモンの活性化が起き、

皮脂が分泌されやすくなります。



従って、ストレス発散や栄養バランスの改善など、

インナーケアも重要であるようです。

改善するには!?

顔ニキビは、細菌が原因であるのに対して、

背中ニキビは真菌が原因になります。



改善する為には、特徴をしっかり知る必要があります。



しかし、出来てしまったニキビは、

入浴でもゴシゴシ洗うなど、

刺激を与える行為は避けましょう!

一覧に戻る