『シミとストレスの関係と対策!』
ストレスはシミに大きな影響を与えます。
今回は、シミとストレスの関係と、
シミを作らないための対策について、
お伝えします!
夏にたっぷり浴びた紫外線の影響で、
今までなかった場所にできたりと、
年齢を重ねるごとに
増えていくシミ。
20代の頃は気にしなかったシミが
30代になると
友人たちとの会話でも
キーワードのように出てくる言葉のような
気がします。
シミの原因であるメラニンは
本来、
紫外線から身を守る働きを
担っています。
つまり私たちの体には
このメラニンは
とても大切なものです。
しかし大量に紫外線を浴びてしまったりすると、
紫外線からお肌を守ろうと
メラニンが必要以上に
作られてしまいます。
本来メラニンは
お肌の新陳代謝によって
皮膚表面から剥がれ落ちて
シミにならないのですが、
お肌の新陳代謝が乱れている状態だと
メラニンが排出されず
残ってしまうのです。
また新陳代謝が乱れることで、
メラニンを作る
メラノサイトという細胞までも
正常に機能しなくなって
メラニンが過剰に
作られてしまいます。
こうして
メラニンの生成と
排出の量までも
バランスが崩れて
シミができてしまうのです。
忙しい今の時代に
ストレスを感じない人たちは
いないと思います。
ストレスが
私たちに与える影響も
様々です。
ストレスによって
起こされる症状としては、
頭痛、めまい、喘息、アトピー性皮膚炎、
下痢、便秘、胃痛、更年期障害
などが挙げられます。
頭痛の中でも
片頭痛や緊張型頭痛は
ストレスからくるもので、
筋肉を緩めるように
リラックスすることが
大切です。
片頭痛の症状の1つとして
めまいもありますが、
めまいの主な原因は
ストレスによって
自律神経が乱れてしまうことが
大きいと言われています。
さらに加齢によって
引き起こる更年期障害とは少し違い
今は20〜30代の
年齢が若い人たちにも
若年性更年期障害に
かかる方達も多いです。
若年性更年期障害が
増えた理由に働く女性が
増えストレスを抱えやすくなったことが
挙げられます。
過度なストレスが
自律神経を乱し
ホルモンバランスまで崩して
様々な症状をもたらします。
体や心の不調に繋がるのです。
紫外線対策だったり
食事予防だったりと
自分からシミ対策できるものと違い、
実はシミ原因の1つとされる
疲れやストレスなどは
自分ではどうしても
コントロールできないもので、
シミの原因の中でも
一番厄介な原因だと考えられます。
ストレスで肌トラブルですと
吹き出物やニキビができると
感じる方達が多いでしょうが、
自覚はしている人は少ないですが、
ストレスの影響が
シミを加速させていることは
分かっています。
ではなぜストレスや疲れが
シミを作る原因になるのか
その流れから見ていきましょう。
簡単にいうと、
シミの原因である
メラニンの生成を促すホルモンは
ストレスの影響を受けやすいからです。
そのためストレスを感じやすい人は
シミなりやすいとよく言われています。
人間は疲れたり
ストレスを感じたりする時に
体の中に
活性酸素と呼ばれるフリーラジカルや
アドレナリンが
多く発生します。
フリーラジカルが発生すると、
メラニンを刺激する副賢皮質ホルモンも
一緒に多く発生するのです。
つまり副賢皮質ホルモンが
シミの大きい原因とされる
メラノサイトを刺激し、
結果シミを発生させることに
なってしまいます。
ストレスを感じると
アドレナリンを発生させて、
精神状態を
安定させようという働きが
されます。
その時に
たくさんの男性ホルモンが
放出されて
女性ホルモンが
減少することになります。
その状態であると、
シミの原因である
メラニン色素を作るように
脳が指令します。
メラニン色素が
多く作られると、
排出されなかったメラニン色素が
残り沈着して
シミとして
私たちの顔に現れるのです。
つまり、
シミを作らないようにするには
ストレスのない生活を
心がけることが大切です。
忙しい毎日の中で暮らしていると
ストレスがない生活は
無理です。
しかしその中で
大好きな人たちに会ったり、
美味しいもの食べたり、
趣味に没頭したり、
自分一人でストレスを溜めず、
無理や我慢はしないなど
出来る範囲で努力を
してみましょう。
また体が疲れていると
ストレスを
さらに溜めやすくなるので、
たっぷりと睡眠時間を
確保する生活サイクルにしたり、
温かいお風呂など
体を温めて血行を良くし、
体の疲れを取り除くようにするのも
良いとも思います。
残念なことに
今までみてきたように、
シミの原因としてストレスは
大きな影響を与えます。
シミもなくストレスもなく、
そんな生活を送りたいものです。