酵素とは？酵素の効果は？
2017/10/20
『酵素とは？酵素の効果は？』
美容や健康、そしてダイエットにとても良いとされている
「酵素」って何か知っていますか？
名前はよく聞くし、体によさそうだけど、
詳しくはよく知らない。という方は多いのではないでしょうか？
今回は、この「酵素」について詳しくご紹介しましょう。
酵素ってなに？
酵素とは、人間が生きていく上で絶対に必要な成分です。
つまり私たちの体の中で作られるたんぱく質の一種なのです。
もっとわかりやすく説明すると、
生物の細胞内で作られて、消化や呼吸などを助けてくれる、
スーパーアシスタントです。
酵素は体の代謝に大きく関係しており、
体の中の酵素が不足してしまうと代謝が低下し不調を招く恐れがあります。
酵素は体内でも作り出すことはできるのですが、
20代半ばを過ぎると、
体内で作り出せる酵素は急激に減少してしまいます。
一言で酵素と言っても人間の体内（臓器、消化器官、筋肉、肺など）だけでも
3,000種類以上の酵素が確認されています。
そして、それらの１つ１つの酵素は
１つの仕事しかできないこともわかっています。
体内に十分な酵素があれば、
人な健康に生きていくことが出来るのですが、
歳を重ねるごとに体内で作られる酵素は減少していくため、
体が衰えていくのです。
酵素の種類
酵素は人間の体内で生成されます。
それを「潜在酵素」と呼び、
その中には「消化酵素」と「代謝酵素」の２種類に分けられます。
消化酵素
消化のための酵素で、普段毎日食べる食品を消化分解し、
吸収するための酵素です。
食べた物の栄養を体が吸収しやすい物質に分解してくれます。
代謝酵素
肌の新陳代謝行ったり、発汗したり、運動したり、呼吸したり、
物事を考えたりなど、消化酵素によって、
体内に吸収されたエネルギーを使実際に使うのに使われる酵素です。
消化酵素と代謝酵素の関係にはとても密接な関係があります。
消化酵素を多く使えば、代謝酵素の量が減り、
消化酵素を節約（使わなければ）すれば、代謝酵素が増えます。
代謝酵素が不足すると・・・
代謝酵素は、人間の全ての活動にかかわる重要な酵素です。
しかしそれが不足すると、疲れやすくなったり、
免疫力が落ちたり、肌の調子が悪くなります。
ではなぜ不足するのでしょうか。
消化酵素は、
肉やいわゆるジャンクフードなどの消化の悪いものを食べたり、
暴飲暴食をしたりすると、
大量に使われるため、代謝酵素が減少するのです。
食生活に気をつけることで、
「消化酵素」と「代謝酵素」のバランスが良い状態に保たれますが、
そこに「食物酵素」という第３の酵素の働きが加わると、
更にパワーアップします。
ではその「食物酵素」とは何でしょう。
加熱されていない新鮮な野菜や果物や鮮魚、
納豆などの発酵食品には多くの食物酵素が含まれています。
加熱した食品とこれらを食べることにより、
消化を助ける効果があるため、
消化酵素の働きをサポートしてくれます。
消化酵素と代謝酵素のバランス
前述したように、消化酵素を多く使えば代謝酵素の量が減り、
消化酵素を節約すれば、代謝酵素の量が増え働きもよくなります。
代謝酵素が増えるということは、
臓器や組織、細胞の修復や栄養素の作りかえなどの、新陳代謝が上がり、
免疫力が高くなるということです。
つまり、健康や美容、ダイエット、
アンチエンジングの効果があると言えるのです。
いかがでしたか？
「酵素」の役割を理解してもらえたでしょうか？
あまり難しく考えず、酵素を有効に取り入れるため、
加熱してない食品や発酵食品を取りましょう。
暴飲暴食をするのはやめましょう。ということです。
最近では、サプリメントやドリンクなどで
酵素を上手に取り入れることが出来ます。
健康や美容のために、
常に酵素を意識した食生活を心掛けていきたいものですね。